労働基準監督署について~もしキャバクラなどの水商売のお店で給料未払いになってしまったら
キャバ嬢さくらです
キャバクラやガールズバー、スナックなどの水商売のお店で給料が未払いになってしまって、相談されることがあります
私からは給料が未払いになるようなお店は紹介しないのですが、そうじゃない場合で、すでに未払いになってしまた時どうすればいいのか困りますよね
お給料が未払いになってしまった時に払ってもらうの方法のひとつとして、労働基準監督署に行くというものがあります
弁護士や司法書士に依頼するのと違って、お金がかからないので回収する手段としては一番やりやすいと思います
とはいっても、よく分からないし不安になりますよね!
今回は、労働基準監督署について分かりやすく解説します
キャバクラで給料未払いになるケース
キャバクラなどの水商売で給料未払いになるケースとしては
- お店が突然閉店してしまった
- お店を辞める時に最後のお給料がもらえない
このふたつのケースが多いです
辞める時にお給料を未払いにするガールズバーに勤めていたことがありました
労働基準監督署に行くこと
労働基準監督署(ろうどうきじゅんかんとくしょ)とは略して労基署(ろうきしょ)労基(ろうき)と呼ばれる国の機関です
給料未払いなどの法律違反をしていると労働基準監督署から行政指導をしてくれます
ただ、労基署はお店にお給料を払いなさいと『指導』をしますが、未払いのお給料を支払わせる『命令』をすることはできません
お店が労基署からの指導を無視して給料の支払いをしなくても、強制的に支払わせることはできないんです
でも、労基が厳しく言うとお店からするとかなり面倒なので払うこともあります
労働基準監督署に相談に行く時の注意点
ネット上では水商売のお給料未払いのことで労基署に相談しても、なかなか相談に乗ってくれなかったり対応してくれないなんて言われていますね
労基署からちゃんと相談に乗ってもらってお店に払うように言ってもらうには
- 必ず電話ではなく、窓口で相談と申告すること
- 資料をそろえて、ちゃんと説明できるようにして行くこと
この2つが大事です
お店の名前
お店の住所
店長の名前
時給
未払いになっている金額
勤務した日と勤務時間
給料の締め日・給料日
こちらを、きちんとメモに書いて分かりやすく説明できるようにしましょう
他には、働いた日付や時間を書いてある手帳や給料明細もあれば持って行ってください
お店のある場所の管轄の労基に行ってくださいね。経営する会社がある場所ではないです
一緒に働いていた子が給料未払いになった場合は、それだけたくさんの人が未払いになっているという証拠になるので一緒に行くといいですよ
窓口で「給料未払いの相談をしに来ました」と言えば大丈夫です。予約はいらないです
給料未払いで閉店してしまったらできること
お店が閉店してしまったら、オーナーが飛んで行方不明になったりお店の銀行口座にお金が残ってない場合が多いです
ですから、お店からのお給料の回収はほぼ不可能です
ですが「未払い賃金の立替払制度」というものがあります!
この制度を使えば条件はありますが、給料の8割(20代なら上限88万円)を国が立て替えてて支払ってくれます
- 1年以上営業している
- 閉店して2年以内
- 未払い金額が2万円以上
などといった条件があるようですね
この制度は、労働基準監督署で手続きをすれば利用できるのでこちらも労基に行って相談してください
水商売で未払いになってしまった時のまとめ
水商売のお仕事で給料未払いになってしまったら1日で決着がつく少額裁判をする方法もありますが、まずは労働基準監督署に行くことをおすすめします
その時はしっかりと準備してから行ってください
お給料がもらえないと生活が大変になって困ってしまうし、手続きなども時間もかかってしまって困りますよね
次のお仕事を決めて生活の心配をなくしてから、落ち着いてお給料を払わせる手続きをすることも考えてみてくださいね!
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